Tuesday, June 1, 2010
AKB7人娘、アフレコ“天下一武道会”
女性アイドル軍団、AKB48から誕生したスペシャルユニット「チームドラゴン」が5月31日、フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール改」(日曜前9・0)の出演をかけて、都内のスタジオで“アフレコ勝負”を行った。同作のエンディング曲「心の羽根」を歌うために、ユニットが5月に結成されたことから実現。CDの限定盤にはこの日のもようがDVD特典として封入される。
昼下がりのスタジオに、うら若き乙女たちの叫び声が響く。AKB48のトップクラス7人で結成された「チームドラゴン」だ。
メンバーが声優に挑戦したのは同作の第71話(放送日未定)。それぞれが悪役に襲われる女の子役を演じ、同じシーンをアフレコ。後日、制作スタッフが判断し、最も優れた声が実際の放送に採用される。
アニメでは、主人公の孫悟空ら武道家が優勝賞金を目指して戦う「天下一武道会」が開催されるが、まさにそのAKB版だ。「心臓がゴーンゴーンって鳴ってました。自分の心臓の音を初めて聞きましたよ」。柏木由紀(18)が冷や汗を拭えば、渡辺麻友(16)も「心臓がバクバクして、久々に緊張しました」と声をそろえた。
大島優子(21)、板野友美(18)以外は本格的にアニメの声を入れるのは初めて。日本武道館公演など数々の大舞台を経験しているが、今回ばかりはさすがに勝手が違った。スタジオには孫悟空の声優、野沢雅子(年齢非公表)も立ち会い、叫び声を上げる場面では「痴漢に襲われたつもりで」と直接指導。
AKB48随一のドラゴンボール通で、幼少時からアニメ、コミックに親しんできた高橋みなみ(19)は「めちゃめちゃ興奮しました。ここに来るまで、アフレコのことを教えてもらえってなかったです。一番の思い出になりました。AKBに入ってよかった」と目を輝かせた。
産経ニュース
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